テレアポマニュアル
SCALEで実際に成果を出してきたパートナーの動き方を、再現できる「型」としてまとめたマニュアルです。
稼働開始前に一読し、稼働が始まってからも定期的に読み返してください。読むたびに刺さる場所が変わります。
1. 心構え:テレアポは「確率のゲーム × 型」で勝つ
テレアポは、断られることが前提の仕事です。断りは失敗ではなく、アポにたどり着くための母数。 100件かけて数件の担当者通電、そこから1件のアポが生まれる——この確率構造を最初に受け入れると、メンタルが安定します。
そのうえで、確率は「型」で引き上げられます。スクリプトの完成度・リストの質・追客の徹底。 センスではなく型で勝つのがSCALEのやり方です。このマニュアルはその型を全部書いています。
2. 1日の稼働の型
毎回この順番で動けば、記録漏れも報告漏れもゼロになります。
- SCALE CRMを開き、稼働タイマーを開始する
- 架電リストを開く再架電の約束がある先を最優先でかけ、その後リストの上から順に。
- 1件かけるごとに、その場で結果を記録するステータス+担当者と話せたら温度感メモ。10秒で終わらせる習慣を。
- 稼働を終えるとき、タイマーを終了するSlackに自動でサマリーが報告されます。日報は不要です。
- 終了報告のランク判定をざっと見る今日はどの指標が良くて、どれが弱かったか。1分の振り返りが翌日の打ち手になります。
3. 立ち上がり期(最初の2週間)の動き方
最初からアポを狙いすぎないのがコツです。実際にSランク水準まで到達したパートナーも、立ち上がり期は次の順序で進めています。
- まず「件数」を意識して場慣れする目安は1時間あたり30件。量をこなす中で、電話をかけること自体への抵抗が消えていきます。
- 数値化しにくい「定性面」を掴むどの時間帯だと担当者に繋がりやすいか、どのワードで相手の反応が変わるか。この感覚はかけた本数からしか得られません。
- 業界用語は、調べながら会話してOK知らない単語が出たらその場で検索。会話を途絶えさせないことのほうが大事です。分からなかった用語は後でまとめて調べて、次の架電に活かします。
- アサイン直後の音声フィードバックを最大限使う立ち上がり期はサポートが最も手厚い期間です。自分では気づけない癖を早期に潰せます。
焦らなくて大丈夫です:立ち上がり期のアポ獲得ペースは遅くて当たり前。実例として、開始3ヶ月は1アポ/6時間だったパートナーが、型が身についた後は1アポ/2.8時間まで改善しています。最初の数週間の数字で自分を判断しないでください。
4. 受付突破の原則
- 最初の10秒がすべて名乗り+用件を、噛まずに・明るく・簡潔に。スクリプトの冒頭部分は見ずに言えるまで練習してください。
- 受付は「敵」ではなく「取り次ぐのが仕事の人」取り次ぐ理由を作ってあげるイメージで話します。「◯◯の件で、ご担当の方に確認したいことがあり」のように、担当者でないと答えられない用件として伝えるのが基本です。
- 断られても受付で粘らない受付との攻防に時間を使うより、次の1件。ただし「担当者の在席時間」を聞けたらメモして再架電に繋げます。
5. 担当者トークの原則
- 売り込まず、まずヒアリング一方的な説明は切られます。「最近◯◯でお困りの企業様が多いのですが、御社はいかがですか?」のように、相手に話してもらう入り方が基本です。
- 相手の言葉で話すサービス概要で読み込んだ「ターゲットの課題」を、相手の業界の言葉に置き換えて話します。
- 相手の反応をメモする刺さったワード・引っかかった点は、そのまま自分のトーク資産になり、ナレッジとしてチームの資産にもなります。
6. 切り返しの原則
- 断り文句は「情報」「今忙しい」は時間の問題、「間に合ってる」は現状への満足。断りの種類によって、返す言葉は変わります。
- 切り返し集は「その場で引く」ものではなく、事前に体に入れるものCRMの切り返し集を、よくある断りトップ5だけでも暗唱できるレベルにしておくと、会話が途切れません。
- 2回断られたら深追いしない無理押しは印象を悪くし、クライアントの看板を傷つけます。「またタイミングが合うときに」で切り上げ、温度感をメモして次へ。
7. クロージングの原則
- 日程はその場で取り切る「後日調整しましょう」は、ほぼ流れます。「来週の火曜と木曜ですと、どちらがご都合よろしいですか?」のように二択で聞くのが基本です。
- 商談条件を必ず確認する商談時間・形式(オンライン/対面)・参加者。CRMのスクリプトページ「商談情報」タブに条件がまとまっています。
- 取ったアポは、その場でCRMに記録するステータスをアポにして、日時・担当者・形式を入力。Slackに自動通知されます。
8. 追客の型(トップとの差はここでつく)
実は、トップパートナーと平均的なパートナーの一番の差は、トークのうまさではなく追客の徹底度です。
- 反応が良かった先は、その場でアポが取れなくても「再架電の約束」を取り付ける「では来週の頭に改めてお電話してもよろしいですか?」の一言だけで、次回は「お約束していた◯◯です」から入れます。
- 約束した日時をCRMにメモし、必ずかけ直す約束を守って再架電した瞬間、相手の中であなたは「その他の営業電話」から「約束を守る人」に変わります。
- 「今じゃない」は「いつか」タイミング理由の断りは、時期をメモして数ヶ月後に再アプローチ。新規に架電するよりアポ率が高い、隠れた金脈です。
実例:追客を徹底している案件では、再架電からのアポ率が新規架電を大きく上回るデータが出ています。「かけ終わったら次」ではなく「かけ終わったら種をまく」意識を持ってください。
9. 数値での振り返り方
稼働終了時のSlack自動報告には、指標ごとのランク判定がついています。どの指標が弱いかで、打ち手が変わります。
| 弱い指標 | 考えられる原因と打ち手 |
|---|---|
| 1時間あたりの架電数 | 1件ごとの間が空きすぎている。記録は10秒で切り上げる/迷う先は飛ばして戻る。目安は30件/時。 |
| 担当者通電率 | 時間帯かリストの問題が濃厚。繋がりやすい時間帯(業種による)に架電を寄せる/リスト条件を喜多に相談。 |
| 担当者通電あたりのアポ率 | トークの問題。担当者と話せているのに決まらないなら、音声フィードバックの出番です。録音を喜多と一緒に振り返るのが最短。 |
| 商談実施率(アポが飛ぶ) | アポの温度が低いか、日程が遠い。クロージング時の合意形成と、商談日までのリマインド対応を見直す。 |
10. 上達の最短ルート
- 音声フィードバックを「もらいに行く」待つのではなく「今日の◯件目の録音、聞いてもらえますか」と自分から出す人が一番早く伸びます。
- ナレッジ集を週1で見る他のメンバーのうまくいった型は、最も安いショートカットです。
- 月次ミーティングに「聞きたいことリスト」を持っていく30分を最大化するのは準備です。数字の振り返り+質問を用意して臨んでください。
- うまくいったことを共有するあなたの発見がナレッジ集に載れば、チーム全体が強くなります。学びの還元は、SCALEが最も歓迎する行動です。